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日本歯科大学メールマガジン

第456号 2020年6月15日

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令和2年    

 新型コロナウイルス感染予防のために、大学の6・7月教務日程が発表されていません。
また、校友会本部の事業、出張等も未定となっています。
 

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1.役員会からの掲示板を更新しました。(6/4)
2.メールマガジン第455号を掲載しました。(6/1)
3.「ここが知りたい!」を掲載しました(5/28)


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1.入試説明会 中止

 6月28日(日)開催予定の「校友会・大学共催 入試説明会」は新型コロナウイルス感染拡大による参加者の安全に鑑み、開催を中止させていただくことになりました。なにとぞご了承くださいますようお願い申しあげます。

2.本学創立記念式典

 令和2年6月1日(月)午前11時から生命歯学部富士見ホールにて創立114周年記念式典が厳かに執り行われた。今年は新型コロナウイルス感染防止のために縮小して挙行され、本学教職員や校友会会員等の約50名だけが参列した。
 まず築土神社の神職による神事が執り行われ、中原理事長は挨拶で「今年度は入学式が中止になりましたが、新入生には次の言葉を送りました。『人生には三つの坂がある。上り坂、下り坂、そして まさか という坂である。』このコロナ災禍で、図らずも、職業の必要度と緊急性が、赤裸々に浮き彫りにされたように思います。歯科医療は、決して“不要不急”の職業ではないことがハッキリしました。私どもの職業は、世の中において“必要”な仕事であり、患者さんにとって“火急”の仕事なのであります。」
 続いて近藤勝洪会長の挨拶は「今年はジュビリー5025創立記念特別参列制度が中止になりました。来年は2年分の卒業生に参加していただきたい。」
 そして名誉博士号は米山武義先生(68)に授与され、永年勤続者30年12名と20年15名の表彰も併せて行われた。

D Muse 2019開催される

※画像が見られない方はこちら

3.第133回 通常総会について

 新型コロナウイルスの感染の緊急事態宣言が発令されたため、第133回通常総会は5月23日(土)評議員による書面表決で開催されました評議員総数59名中、書面提出者53名で総会は成立し、第1号議案から第8号議案まで賛成多数で可決されました。
 総会当日に執り行われる顕彰式も行うことができないため、本年度は中原泉理事長・校友会会頭の祝辞、近藤会長の祝辞を顕彰状と記念品につけて、後日、顕彰者にお送りしました。

4.2020年度ポストグラデュエート・コースの変更について

 校友会・歯学会会報に同封されたお知らせに変更があります。Dコースが新型コロナウイルス感染の影響で中止になりました。訂正したお知らせはホームページに掲載されています。
 なお、申込開始は6月15日(月)で変更されていません。

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1.新型コロナ 歯科医院、設備整え患者まもる
 毎日新聞 6月10日  

 新型コロナの感染が心配される歯の治療だが、歯科クリニックの多くが院内感染対策を取っている。気にしすぎると、ストレスでかえって口内や心身の病気を進行させることもあるので気をつけたいところだ。シリーズ「感染症と闘う」の新型コロナ編10回目は、新型コロナの流行下での歯科の取り組みや、むし歯や歯周病など口の病気にならないための方法を紹介する。
 口腔ケア用品メーカー「サンスター」の4月のインターネット調査(男女計1000人)によると、外出自粛の影響で食生活に変化があったと3割が回答。このうち4割が「間食の回数が増えた」と答えた(複数回答)。飲食の回数が増えるとむし歯のリスクも増える。日本歯科医師会は「口の中を清潔にして細菌の数を減らすことが、誤嚥性肺炎やウイルス性疾患の予防につながる」と毎食後の歯磨きを勧める。

普及進む吸引装置
 それでもむし歯になった場合は治療が必要だ。歯科では歯を削るなど治療によっては唾液や血液などが細かい粒子となって飛び散ることがある。新型コロナウイルスが飛沫感染するため、一時は歯科での治療は危険との認識が広がった。だが同会によると、現時点で歯科治療で患者が感染したケースはないという。2018年度から院内感染予防に関する施設基準が引き上げられ、現在はほとんどの歯科医院がこれを満たしている。
 政府もクラスター発生予防のため、病院歯科に口腔外バキュームと呼ばれる吸引装置の整備を5000万円かけて支援。歯科医院でも口腔外バキュームは普及しつつあり、同会によると、20年3月時点で約半数に設置されているという。グリーンデンタルクリニツク(東京都千代田区)の島田淳理事長は、飛沫や接触で広がる特徴を持つ新型コロナから患者とスタッフを守る手立てを考えてきた。換気や消毒液などの設置のほか、待合室の雑誌は撤去し、患者が重ならないよう配慮した。歯科衛生士らもマスク、ゴ-グルを装着し、防護服を身にまとう。治療によってはフェースガードを着用。切削器具や超音波で歯石を落とす器具はなるべく使わず、口腔外バキュームを併用する。
 緊急事態宣言の解除で、歯の治療や手入れを延期した患者らも徐々に戻り始めた。詰めていたものが外れた人や、入れ歯が壊れても外出が怖くて我慢した人もいる。島田理事長は「今回のような事態に備え、普段から心配なことを電話やメールで相談できるかかりつけ医を持っていた方がいい」と指摘する。

不安で体に症状も
 休校などで外出できないストレスや新型コロナウイルスヘの恐怖心、感染への不安などから、免疫力の低下を心配する声もある。みどり小児歯科(横浜市)の和気裕之院長は「過度のストレスは口内に悪影響を及ぼすことがある」と注意を呼びかける。ストレスで免疫力が下がると細菌の活動が活発になり、むし歯や歯周病の原因となる。
 それだけでない。「歯科心身症」とよばれる原因不明のさまざまな症状を引き起す恐れもある。具体的には舌や歯、顎関節の痛みやかみ合わせの違和感、味覚異常、歯の強いかみしめなどがある。和気院長のところにも最近、舌や顎関節の痛みが悪化した患者がみられるという。和気院長は「持病のある人や気にしやすい傾向の人にこうしたリスクが高まっている。不安は体にとっても歯にとってもよくない」として、心身のストレスを軽くするよう提案する。

2.PCR検査、唾液でも 感染リスク少なく 厚労省
 朝日新聞デジタル  6月3日

 新型コロナウイルスに感染したかどうかを調べるPCR検査について、厚生労働省は2日、検体として唾液(だえき)を使うことを認めると発表した。発症から9日までの人が対象で、公的医療保険も使える。これまでの鼻の奥の粘液を採る方法に比べ、痛みがなく検査時の感染リスクも少ない。検査数の増加につながると期待する声もある。
 これまでは看護師ら医療者が鼻の奥の粘液を綿棒でぬぐっていたが、採る際にせきやくしゃみをされるなど感染する危険があった。そのため、採取できる場所は感染対策ができている「帰国者・接触者外来」などに限られてきた。唾液は自分で容器に入れるため危険が少なく、一般の病院や診療所でもPCR検査が可能になる。感染防護具も、鼻の奥の粘液ではフェースシールドや長袖ガウンが必要だったが、唾液では医療用マスクと手袋で済む。厚労省の研究班が発症14日以内に採取された88症例の鼻の粘液と唾液を調べたところ、9日以内の検体では、判定の結果がほぼ一致するなど精度に問題がないことがわかった。
 東京都の小池百合子知事は2日、「できるだけ早く導入してほしいと国に伝えていた。実現することはうれしく思う」と述べた。内田勝彦・全国保健所長会長は「多くの医療機関で検体が採取できる可能性があり、検査の数が増えることも期待できる」と話した。

3.歯科医2人、業務停止処分
 朝日新聞デジタル  6月3日

 厚生労働省は3日、歯科医師2人を17日から1〜2年の業務停止とする行政処分を発表した。
 【業務停止2年】北九州オーラルケア診療所(北九州市)歯科医師(45)=覚醒剤取締法違反【同1年】琉球大医学部付属病院(沖縄県)歯科医師(45)=有印公文書偽造・同行使と詐欺(所属はいずれも事件当時)

 
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